[人間力向上プロジェクト]

DTMとか日常とか

長野まで全部在来線で行った話 [碓氷越え!]

ただの旅行記です(DTMは関係ありません)

時は遡ること7月、授業で長野県の上田市に行ってきました。

ほとんどの人は高速バスや新幹線で向かっていたのですが、色々思うところがあったのと(後述)、単純に安かったというのもあり、在来線(とバス)で向かいました。

乗り換え回数7回、総所要時間は約7時間

 

この記事はその時のツイートをまとめただけのものです。

 

 

 

午前5時半のつくば駅。少し涼しいのが非常に心地良い。

駅までは車で送ってもらいました。カナダで留学中の某氏、がんばれ~!

 

つくば駅まで車で行くという経験自体、この先もしかしたらないかもしれないですね。

 

 南流山駅で高速バス勢と別れ、1人旅に。

基本的に寝過ごすとヤバいので、車内ではひたすらtwitterしていました。(正直旅行でで気分が高ぶっているのかそんなに眠くなかったです)

 大宮駅での乗り換え時間は十分に取ったつもりだったのですが、大宮駅で切符を買わなければいけなかったため、結果的にかなりシビアな乗り換えになりました。

というのも、今回のJR区間は学割切符だったので、券売機では切符が買えません。しかし、JRのスタートである南流山駅は窓口がないため、改札の駅員さんに話して通してもらい、大宮駅で切符を買うことになったというわけです。

切符買わずに電車乗るの面白かった。

 

乗り換え時間約10分、なかなか進まない列(新幹線の窓口だった)に悶々としながら、なんとか購入に成功。3泊4日用の巨大エナメルバッグを揺らしながら、通勤時間帯の人混みを駆け抜け、なんとか乗り換えに成功しました。

ここでの乗り換えが失敗すると、この旅のメイン(後述)が堪能できないのでめっちゃ焦りました。

通勤ラッシュとは逆方向でしたが、10両編成だということもあり座れませんでした。一番乗車時間が長く、ここで寝ようと思っていたのでショック。

 道中、突然北海道の地名が出てきたのでびっくりしました。

こういうのを見ながら旅行出来るのが在来線旅の愉しみだったり。

 

 群馬県、思いのほかすんなり入れましたね。

 

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高崎駅でようやく朝飯の購入に成功。乗り込んだ電車はロングシートでした。

やっぱり旅情溢れるのはボックスシートだと思うんですけどね……地元の電車もボックスからこの車両に置き換わったりしてあまり良い印象がないです。

……しかしボックスシートに座るだけで旅情を感じる人間、単純すぎる。

 

道中にこんなものを発見。巨大な鉄の塊って感じがしてロマンを感じます。

精錬所らしいです。茶色く錆びた(?)のが昭和っぽさあって非常に良い。

 

 列車はどんどん山中へ。そして……

 ここが今回の目的地。

 

今回在来線で行った目的は、「碓氷越え」です。

詳細な説明は省きますが、あの有名な区間を(バスだけど)通ってみたい……!というのが動機でした。もう一つ、忘れてはいけないのが……

 

すっっっっっっっっっごく美味しかった。

容器がちゃんとした陶器で、駅弁としては珍しいのではないでしょうか。

どれをとっても最高だったんですが、ダシがよく染みたご飯を口に入れた瞬間、

 

「電車に乗ってきてよかった……!!!!!!」

 

ってなりました。こりゃあ電車の峠越えが無くなっても語り継がれるわけだ。

 お店の方々の協力もあって最高な体験が出来ました。横川駅で食べたってのがまた良い思い出になりそう。実は東京駅でも買えます。ご賞味あれ。

 

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 路線バスみたいな車両で来ると思ったら観光バス風のやつで、乗り心地が良い。

 

 走っても走っても坂を上っていくし、道路の横がすっごい深い谷だったりして、壮大でした。この高低差を電車で登ろうって考えた人、どういう発想していたんだろうか。

 

軽井沢の街並みもまた気楽な感じで良いですね。

日差しが非常に強かったので歩いていると暑いのですが、日陰に入ると風が涼しく、何よりも乾いているので過ごしやすかったです。

来年の夏はここで過ごしたい(無理)

 

軽井沢駅のホームで横軽廃止前の駅名標を発見。奥で寂しそうにしているのが旧看板。

 

 こういう景色よく「世界の車窓から」とかに出てきますよね。

 

都会住みの友人が、私の地元に来たとき「ドアをボタンで開けるのか……!」と驚いていましたが、ここの電車は『手で開ける』という荒業でした。手動です。人力です。

「ドアが閉まってくれる」というのは当たり前ではないんだなあ。

 

 

そしてつくば出発から約7時間、ようやく、

 乗り換えばかりでしたが、在来線で来て良かったです。

 

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 こんなに長いの初めて見た。(とか言うと鉄道ガチ勢の人たちに怒られそう)

 

今回は青春18きっぷみたいな費用節約のための下道旅ではなかったのですが、それでも達成感とか、費用の節約以上に得るものがありました。

沿線の景色を眺めながら色々考えるのってすごい楽しいですね。今度は何処に行こうか。時間の融通がなんとでもなる大学生のうちにこの手の旅行を堪能しておきたいです。

 

 

 

この後、反動で話を聞きながらウトウトしてしまったのはここだけの話。