【アカペラ】入退場SEについて考える【やや身内向け】
こんにちは。
このブログだとゆにかーるという名義(作曲の方)での活動がメインですが、サークルでアカペラもやっておりまして、今回はそれに関しての記事になります。
なので作曲はあまり関係ないですし、アカペラやってる人向け、もっというと私が所属しているアカペラサークルの人向けの記事です。あしからず。
4年目を終え、しばらくはライブもなく、第一線は退いたということで経験の蓄積を形にできたらいいなあ、と思ってブログを書いています。
需要なんて考えていない。とにかく書きたいので書いています!!!!!!!!!
いろいろ書きたいことはありますが、些細なことからと思い、今回取り上げるのが、
入退場SE
についてです。
出囃子ともいう。
私が4年生で所属していたバンドが主に3つあります。
3バンド全部に入退場SEがありましたが、この中で1つ目のバンド、GeeksのSEは全部私が選曲したものです。なので、それについて語っていきます。
こういうバンドです。ボカロ曲をアカペラ向けに大胆アレンジするというコンセプトで(私担当の曲は)やっていました。
選曲の雰囲気に合わせて3パターン用意してました。
時系列順に語っていきます。
Ⅰ期(2018.9~2018.11)
初めて入場SEを入れようとしたのが2018年の学園祭ライブ(@松美池ステージ)ですね。
その時のSEがこれ。
入場
退場
主にボカロやアニメ曲をジャズアレンジしているLowland Jazzさんの音源を使わせていただきました。
学園祭ライブに向けて新曲候補を探していた際に、パーカッションのトシから妄想スケッチの動画を見せてもらい、そこで初めてLowland Jazzさんの演奏を聴いたのですが、ほかの曲も聴いてみたところ、
「この夜咄ディセイブ、アカペラでやったらカッコいいのでは?」
と思い、セトリに加えさせていただきました。
Geeksの夜咄ディセイブはこのアレンジが基になっています。
それにしても、妄想スケッチのイントロ、カッコいいですよね。ベースがセクシー。
このころのGeeksはアコースティックめの曲が多かったので、SEもそういう雰囲気の曲になっています。
Ⅱ期(2019.2~2019.8)
入退場共通
虎視眈々をセトリに加えたことで、ステージの様相もジャズ系からダンスミュージック系に変化。とはいえ、このころはダンスミュージックやるぞ!という気概でやっていたわけではないですが。
ライブ前日になって「今までのSEだと雰囲気に合わないのでは」ということに気付き、慌ててECHOのオフボーカル版を採用。
ECHO自体はセトリにありましたからね(このころは歌ってないけど)。
このSEのまま3つぐらいのライブをこなしていきます。
Ⅲ期(2019.9~)
入場
退場
ステージ自体はこうなります(再掲)
おそらくみなさんが一番馴染みがあるのも、この2曲だと思います。
なお、MINTに関してはオフボーカル版使用の上、イントロの途中を10秒ぐらいカットしてます。(自然でしょ?すごくないですか?)
SHIROも途中から再生しています。57秒あたりからかな?(これは鼻そうめんPさん、というよりトランスというジャンルの宿命ですが、イントロが長いので。)
トキヲファンカをセトリに加えたことから、完全に選曲もアレンジもダンスミュージック寄りに。SEもそれに合わせて迫力のあるものを選んだ次第です。
あと、学祭UNITEDステージのデカいスピーカーを使うならデカい曲、もとい迫力ある曲流したくない?(似たようなことを学祭テーマソング制作でも言ってます。)
選出基準は非常にシンプルで、「音が良い」かどうか。
大きな会場だと、音色、特にキックの音の良さで会場の支配力が決まるように思います。入場SEの一音目で観客の心をつかみ、つかんだまま退場SEとともにステージを終える、というSEの神髄のようなもの。試してみたかったんですよね。
功を奏したか否かは見てくださったみなさんに委ねます。
冬ライではMC中にも曲を流しています。(動画だと4:45~)
理由は、
・フォーメーションチェンジをしたりするので無音だと間延びする
・1曲目と2曲目の曲のジャンルが違いすぎる
の2つですね。
実はこの曲だけボカロとは一切関係ない。
生楽器と電子音が混在した、ダウナーで怪しさがありつつ、細かい打楽器も鳴ってるような曲。ボカロにもありそうな気がしますが、どうしても見つけられなかったので、Feryquitousさんの曲を使わせていただきました。
う~んいい音。これを機に布教できないかなあ。
これも前奏を10秒ほどカットしています。14秒あたりの展開を早めに聞かせたいからですね。
入退場SEにもこだわっていこう
多くの人はそうだったと思うんですが、私もアカペラを始めた当初は「俺がしたいのは演奏だけだ、とにかく演奏で観客を魅了したいんだ」みたいなことを思っていました。
しかし、アカペラみたいな生演奏メインの音楽ってのは世界観作り、演出で魅せるという側面も大きいし、そこに少しこだわるだけで感動の度合いも大きく変わってくるなあ、と4年間色々なステージを見てきた上で思っています。
Pentatonix。上手いだけじゃなく演出も豪華。資本力で殴っているともいえる。
あと単純に自分たちの作り上げてきた世界観に合いそうな曲を探すのってめちゃくちゃ楽しいじゃないですか?いや、楽しいんですよ。やってみればわかる。
後輩の君たちもこれぞ!という曲を流して、ステージ袖でニンマリ、しよう!!!
ではでは。次はなにの話をしようか。リクエストあったら答えます。楽譜の話は次の次の次ぐらいにしておきたいかな。